怒鳴っている時のモラハラ夫の目って、逝っちゃってますよね。
ここしばらくは、そういった夫の目を見ていませんが、どこ見てんのかな~・・と、怒鳴る夫の表情をしみじみと見ていた頃が私にもありました。
もちろん、何をしたからといって、すぐにモラハラがなくなるわけではありませんが、怒らせた原因は自分ではないということを知るだけでも、随分と気が楽になります。
今回は怒鳴っている時のモラハラ夫の思考や、怒る時のスイッチ、その時の対処法などを見ていきましょう。
モラハラ夫の暴言や怒鳴りはどこからやってくるのか
些細な事で怒鳴り始めて、やがて人格否定までしてくるモラハラ夫。
もう既に気づいている人もいると思うのですが、怒らせる原因となった“些細な事”は、モラハラ夫自身でさえ何だったかを覚えていない事が多々あります。
これは、とても希なことではありますが自分がモラハラだという自覚のある男性の証言によると
「怒る原因は何だったかは覚えていない。
でも、頭の中は意外と冷静で、どうやって相手を怖がらせようか、自分の怒りをどうやって伝えようか、とそればかり考えていた。」
のだそうです・・・。
怒るきっかけは、実は何でもいい。というのが正直なところ。
だから、怒らせないようにどんなに気を使っても、相手がモラハラであるなら怒りだしてしまうのは普通にある事なのです。
それに加えて、幼少の頃のモラハラ夫自身が経験したことも関係してきます。
(参照:モラハラとミラーニューロン)
だから特に、モラハラする夫に対して、妻が悲観的になる必要はどこにもないのです。
モラハラ夫の怒鳴りや怒りはまずは静観しよう
これは妻の性格にもよるのですが、できるだけ口数は少なく、怒鳴る夫を静観・観察しましょう。
※もし、怒鳴る夫が怖くてそれどころじゃない!と思うのであれば、次の記事を参考にされてみて下さい。
この時に、怒鳴るモラハラ夫を無理に静めようとか、説得しようとする必要はありません。
ただ、怒鳴りたいだけ怒鳴らせてあげましょう。
すると、次第に言う事がなくなってきて、過去のことを持ち出してくると思いますが、過去の事を言い始めたら「話すことがなくなってきたんだな~」と頭の中で思いながらでも聞いてあげましょう。
たぶん、怒鳴りの締めは、ドア「バンッ!!」と閉めるー、でしょうか。
さて、問題は翌朝なのですが、私は何事もなかったかのように普通に接していました。
最初はこの繰り返しなのですが、これでモラハラが治まるかというと、そういった事はなかったように思います。
でも私のほうが怒鳴る夫の目の前でタバコに火をつけて吸う余裕が持てるようになりました・・・w
すみません、私、タバコ吸うので。
あっ、でも、タバコを吸うことを推奨しているわけではありませんよ。
今まで知らなかったことを知るだけで、相手はそのままに自分が変わることができるのだという事をお伝えしたかったのです。
モラハラ夫の怒鳴られて残った嫌な気持ちを処理する
モラハラに対する恐怖心が軽減されても、やはり怒鳴られて人格否定された後は、嫌な気持ちが残ってしまいます。
そんな時は、嫌な気持ちが残っている自分を素直に認めて、頑張った自分を褒めてあげましょう。
きっと日頃から、夫に責められる自分を自分で責めていたのではないですか?
自分で自分に我慢するしかないんだって言い聞かせていませんでしたか?
そして、夫に自分の事を褒めて欲しいのに、って思っていませんでしたか?
まぁ、夫にはいずれ褒めてもらうにしても、とりあえずは自分で自分のことを褒める事を忘れてはいけません。
人は褒められる事で伸びるといいますが、自分で自分を褒める事でも成長できるのです。