回避依存症は心を開くよりも距離感を重視するべき

傷を負った子猫を無理に治療しようとすると、子猫は暴れて逃げ出そうとしてしまいます。治療する方は、早く手当てをしないと重症化してしまうと焦り、無理やり手を出して逆に咬まれたり引っ掻かれたりしてしまいます。

扱いになれた獣医であれば、子猫も大人しく手当てをさせてくれますが、一体何が違うのでしょうかー。

 

そう、回避依存症はまさに傷ついた子猫なんです。

そして回避依存症でも心を開いて欲しいと八方手を尽くすのは、まさに手当てをしようとしている所です。

 

でも、手当の仕方を知らないままでは、どうしたらいいか分からず、逆に悪化させてしまうこともあるので、まずは手当ての方法を知ることが大切です。

 

その手当の方法は、男性心理に沿った接し方、女性心理に沿った接し方、そして恋愛心理などが基本です。この3つを抑えると、お互いに心地の良い距離感がきっと見つかることでしょう。

 

回避依存症に必要な距離感を置く方法

回避依存の接し方で必要なのは距離感ですが、共依存・恋愛依存はその距離を取るのがとても難しい傾向になります。

 

なぜなら、お互いの世界観の全てを共有するのが当たり前で、共有できない部分があると不安が増してしまい、自分は愛されていない、自分には存在価値がないと感じて辛く悲しい思いをしてしまうからです。

 

  • お互いに良い雰囲気になってきたから、相手も歩み寄ってくるべき
  • 恋人同士は毎日連絡を取り合うべき
  • お互いのスケジュールは把握しておくべき
  • 休日は必ず一緒に居るべき

こういった思考は、次第に強烈になっていき、メールを送っても返信がない、Lineが途中で途絶えるなどのことを理由に「どうして!?」と問い詰めるようになってしまいます。

 

その前身となるのが

  • 付き合う気があるなら相手は心を開くべき

というものでしょう。

 

もちろん、自分の思い込みを満たして不安を解消するために、相手を変えようと必死になって尽くし、愛し、頑張ります。

 

でも、相手を変えようとする気持ちは支配やコントロールするという意味でしかなく、また、それを感じ取った相手はさらに回避性が増してしまいます。

 

これが恋愛依存と回避依存の関係性なのですが、実は恋愛心理はもちろん、男性心理・女性心理を知る事で距離感を保ち接する事が楽しいと思えるまでに変化することがあります。

 

恋人同士や夫婦でもそうなのですが、お互いの関係を良好に保つために必要なのは、それぞれの世界観を大切にしながらも、その一部分を共有するという感覚を持つ事が大切です。

 

これは図にすると分かりやすいです。

黄色と緑が重なり合った黄緑色の部分=共有する部分

黄色の部分=相手の世界観

緑色の部分=自分の世界観

 

共依存は、全てが黄色と緑色の重なった黄緑色でなければならないと思いがちですが、それをしようとするから上手く行かないのです。

 

さらに、自分の世界観である緑色の部分を大切にできる人ほど、愛され上手・恋愛上手になれるのです。そして、そういう人ほど、相手の世界観である黄色の部分の色を変えてしまおうとは思わないのです。

 

治して欲しいところを伝えたら回避された?

相手が回避依存症かも?と思ったきっかけは

  • 付き合う前の段階でアプローチをかけた
  • セフレから本命になろうとした
  • 恋人として治して欲しいところを相手に伝えた

というものが多いです。

 

でもこれらの事で相手の態度が急に変わったからといって、依存症であると考えるのはまだ早いでしょう。

 

単に、男性心理・女性心理に沿ったアプローチをしなかっただけ、恋愛心理を理解していなかっただけという場合が多いです。

ただ、こういった反応は人間関係の構築が苦手、他者との関わりをできるだけ避けている、というタイプがおおいので勘違いしやすいのでしょう。

 

これは自分に自信がないからなのですが、本気の依存症は自分の自信のなさを隠すために、本心は隠しながらも“良い人”を演じるのがとても上手で、一見、自信家に見える事が多いです。

 

もちろん逆の場合もありますが、恋愛においては

  • アプローチは男性からかけるもの
  • 本命になりたければセフレになってはいけない
  • 全てを許せる、気にならない、のが恋人同士というもの

という基本があります。

 

私のために〇〇を治して欲しい・・・というのは、相手を自分の理想通りに仕立て上げようとしているだけではありませんか?

そして、私のために〇〇を治して欲しい・・・と言うのが当たり前だと思うのは、恋愛依存症の傾向が強いからなのかも知れません。

 

恋人・夫婦はもちろん親子でも距離感は必要

最近では毒親という言葉が世間に知れ渡り、自分は毒親に育てられたと自覚のある若い人も増えています。

 

親が子供を自分の分身かのように扱ったり、自分の理想通りに仕立て上げようとしたり、もしくは奴隷のように扱ったり、離婚などで急に姿を消してしまったり・・・見た目にはそれぞれですが、共通しているのは子どもとの間に距離感を作る事ができない事。

これが、様々な悲劇を生みだしているのだと私は思います。

 

距離感を作れない親に育てられた子どもは、自分の世界観を親に支配されたまま大人になり、自己の世界観を作り上げることがとても難しくなり、あまりに極端な場合は、成長するべき脳の機能が未発達のままという事もあり得ます。

 

もちろん生まれ持った気質や、脳の機能も個々によって違いがあるので一概にはいえませんが、ある程度のことは大人になってからでも修正する事は可能です。

 

逆に、今まで知らなかった世界を覗き見るのも面白いかも知れませんね。

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